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2024-01-22 03:06:00
伊藤咲子50周年の軌跡 第五弾
伊藤咲子50周年の軌跡 第五弾
作曲和泉常寛&作詞中里綴の世界
13枚目のシングル「寒い夏/夢ごこち」14枚目のシングル「つぶやきあつめ/さん・びょう・し」そして、ライブ盤を除く5枚目のアルバム「おるごおる」は和泉常寛&中里綴によって、特に「おるごおる」は20歳を迎えたサッコのアイドルではなくシンガーとしての世界が描かれています。一青窈さんが、23枚目のシングル「女の歌」を作詞されたとき、「ひまわり娘」の明るさに隠された闇を描きたかったとおっしゃっていた記憶があるのですが、12枚目のシングル「なにが私に起こったか」に続き、「寒い夏」「つぶやきあつめ」と、アイドル「ひまわり娘」のイメージからは程遠い、暗い闇のような楽曲が3曲リリースされています。阿久三木コンビからは一旦距離をおきますが、日本のジョージマーティンと呼ばれた渋谷森久氏がディレクターからプロデューサーに昇格され、彼は引き続き、サッコソングに関わられています。13枚目のシングルB面「夢ごこち」に新しい伊藤咲子の世界をファンは感涙して聞き惚れたはずです。そして、アルバム「おるごおる」からは、「ペガサス」「今夜はちょっといい気分」と名曲が誕生しました。1982年サッコは「ペガサス」で当時日本語が禁止の韓国で開かれた音楽祭に日本の代表として出場を果たします。日本語が禁止のため英語ヴァージョンの「Between the Thunder and the Sun」が製作されました。